誰もが知るキャラクター「プーさん」。 ディズニーランドでもおなじみですね。 キャラクターとしてのプーさんを知ってはいても、絵本のプーさんを知っている人は案外少ないのではないでしょうか。 絵本を知ってプーさんが大好きになりました。 プーのはちみ…
詩的な絵本です。 一見、子どもたちは楽しめるの、と思ってしまうような絵本です。 ですが、息子がまだ学校へ上がる前に読んで聞かせると、案外気に入った様子。 子どもこそ、天然自然、詩人なのでした。 影ぼっこ ブレーズ・サンドラール ぶんマーシャ・ブ…
車の絵本。 子どもたちは、乗り物が大好きですね。 真四角な小ぶりの絵本は、まさに子どもサイズ。 就学前の子どもたちによく読みました。 ちいさいじどうしゃ ロイス・レンスキー ぶん・え わたなべしげお やく ページ: 47ページ出版社: 福音館書店発行年…
新緑に季節を迎えると開きたくなる絵本です。 タイトルのとおり 「木はいいなあ」 とまわりを見て、絵本を読んで、心から思えます。 木はいいなあ ユードリイ さく シーモント え さいおんじ さちこ やく ページ: 32ページサイズ: 28 x 16.4 出版社: 偕成…
しらゆきひめ (白雪姫) といえば誰もが知っているおはなし、グリムの童話です。ワンダ・ガウグの挿絵、内田莉莎子の訳のこの絵本が一番気に入ってます。 しらゆきひめと七人の小人たち ワンダ・ガウグ 再話・絵 うちだりさこ 訳 ページ: 44ページ サイズ: …
だれもが知っているグリム童話『おおかみと七ひきのこやぎ』です。 絵本でみるなら、 絵・フェリクス・ホフマン 訳・せたていじ のこちらがおすすめです。 おおかみと七ひきのこやぎ フェリクス・ホフマン 絵 せたていじ 訳 ページ: 32ページ サイズ: 29.2 x…
『かいじゅうたちのいるところ』 『まよなかのだいどころ』 『まどのそとのそのまたむこう』 子どもたちがいずれも大好きな絵本たち。 その作者モーリス・センダックが挿絵をつけたグリム童話です。 グリム童話ミリー ー天使にであった女の子のお話ー ヴィル…
読みごたえ満点の絵本です。 生命の歴史という壮大なテーマを、 絵本という形にみごとにまとめてあります。 バートンさんは、 『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』 『ちいさなおうち』などで知られる日本でもお馴染みの絵本作家です。 8年間という歳月をか…
子どもたちは日々を、今を全力で生きています。 1年という時間をわかるのはいつ頃でしょうか。 小学生になると、1年たって2年生に、3年生にと、 1年を実感できるでしょう。 今は多くの子が、幼稚園や保育園へいくでしょうから、 園や家庭や行われる季節の行…
表紙の鮮やかさから、初夏に読みたくなる絵本です。 イエローレモンの黄色は太陽の陽ざしを感じさせます。 「かくれんぼ」といえば子どもの遊びの定番ですが、それをキーワードに子どもの繊細な気持ちに寄り添える、そんなおはなしです。 読んだ人それぞれの…
鮮やかな青い背景に赤い壁の家。 表紙に描かれる「ちいさなおうち」は窓は目、入り口のドアが鼻、エントランスが口に見えて人のようです。 ほぼ真ん中に描かれたこの「おうち」は、ページをぱらぱらとめくるとほとんどがいつも同じ位置に描かれています。 「…
やや小ぶりのサイズの絵本は、小学校の教室で20人の読み聞かせで読むより、図書室で数人の時に読む絵本でした。 表紙のどこか懐かしい絵のタッチは野暮ったくさえみえます。 はじめて出版されたのは1979年、アメリカ。日本では1987年に訳されています。 この…
きっと絵本は保育園や幼稚園に通っている子なら必ず知っている絵本です。 園でも必ずといっていいほど置いてありますね。 小学校の入学間もない1年生によく読みましたが、この絵本を持って教室に入ると 「知ってるー!」 と嬉しい声があちらこちらから飛んで…
住んでいるこの町は、海を見るのに1時間以上車を走らせなければなりません。 海の持つ開放感と浪漫、未知への憧れや挑戦を飲み込まれそうな広大さ… 「海好きは詩人」というのが、うなづけます。 ちなみに、「山好きは哲学者」なのだとか。 (「海好き~山好…
桜が散って、しばらくたつと山々に明るく鮮やかな緑色が見えはじめます。 霞かかる春の空に、鮮やかな若緑色が目に飛び込んでくる新緑は、儚くも心躍る季節です。 そんな新緑色の表紙が目を引く絵本が『ロバのおうじ』です。 グリム童話の代表作でもあるこの…
舟に乗りたいなぁ、とこの絵本を読んで思いました。 この絵本に登場するような船頭さんがいるふねに乗ったことがあったっけ… 最後に舟に乗ったのはいつだったかしら… 子どもの頃にふねに乗ったことはあったかなぁ… そんなことをふと考えてしまいました。 陽…
エッツの代表作ともいえるこの絵本は、墨一色で描かれた絵本です。 紙の三角帽子をかぶった男の子が森の中を歩いていきます。 裏表紙には「よんであげるなら2才から」とあります。 息子にも2才半のころ読み始めました。 読むたびに色々なことを発見できる絵…
イギリスとフランスを隔てているドーバー海峡を、 飛行機ではじめて渡った人のおはなしです。 小学校では5年生、6年生によく読みました。 実話だということを読み終わった後に話すと、 「へぇ~」といった風です。 最初の挑戦から6年め、11回目の飛行で成功…
春のイメージカラーは、桜のうすいピンクと黄色。 黄色は菜の花やレンギョウ、ラッパスイセン、 ワーッと咲きほこる姿が印象に残ります。 新学期を迎える子どもたちにも 明るい色は元気のでる色です。 大きな絵本で教室で30名を前に開いても見劣りしない大き…
見事な毛並み、ぬいぐるみが歩いているかのよう 全身ふわふわもこもこ、見惚れる様な そんな犬を見かけることがありました。 飼い主のことをしっかりみています。 ワタシたちのことも、物凄い目力で見ていましたよ。 なんだか人みたいに思えました。 犬を主…
ここに登場するのはサルたちです。 小さいサルが数匹、大きなサルが一匹。 カラフルな線で描かれたおはなしです。 小学校では1年生から3年生くらいまで、 よく読みました。 文章に特長があって、子どもたちはマネしあったりしていました。 さるのオズワル…
冬になると決まって読む絵本がありました。 鮮やかな緑のがかった水色と ピンクのひらがなでタイトル「けいてぃー」とかかれた絵本です。 表紙には電信柱がたくさん描かれ それが青に縁どられた額縁のようになっていて 真っ白な背景に真っ赤な除雪車が描いて…
さるのじょーじの腕白ぶりが描かれる絵本です。 てんやわんやの出来事が次々に 繰り広げられる、このおはなしは シリーズになっていて 小学校でもよく読みました。 いたずら心をくすぐるような じょーじの活躍に子どもたちも 胸を好くような面持ちなのでは …
誕生日はいくつになってもうれしいもの。 1年が無事に過ぎた安堵と 次の1年への期待が交錯する日ですね。 子どもたちは誕生日がとても楽しみです。 まわりの大人たちはみな笑顔で 誕生日、おめでとう! と嬉しそうですから。 この絵本は入学したばかりの1年…
まずタイトルが洒落ています。 それだけで読んでみたくなるではありませんか。 原書はIT COULD ALWAYS BE WORSE。 日本語の豊かさを感じます。 裏表紙に 読んであげるなら4才くらいから とあるのですが、 小学校では不思議に高学年に読むことが多かった絵本…
鮮やかな朱色が目をひく絵本です。 ぞうが不思議ないで立ちで立っています。 動物が主人公のおはなしは、 子どもたちも大好きです。 小学校の読み聞かせでは 3年生4年生によく読みました。 おはなしが少し長いので 朝の15分ではギリギリ、 ちょっと時間を過…
この絵本は絵といい、おはなしといい とても不思議な絵本です。 描いたのは 「かいじゅうたちのいるところ」 「まよなかのだいどころ」 のモーリス・センダックです。 「まどのそとのそのまたむこう」と合わせて センダックの3部作といわれます。 この絵本…
映画にもなった「長くつしたのピッピ」 の作者リンドグレーンが文を書いています。 ふたりのきょうだいが出会ったドラゴンとの交流を 丁寧に描いています。 絵本ですが、かなり文章が多めです。 読み聞かせでは4年生、5年生、6年生によく読みました。 とても…
空に浮かぶ月は、絵本にもたびたび使われるモチーフです。 「かぐやひめ」は代表的な伝承昔話。 そこにあるのに届かない、わからない、 不思議な世界がひろがって想像がふくらみますね。 ご紹介するのは絵もお話もデフォルメが利いて 楽しい!! 登場人物が…
登場するのは動物だけ。 そうした世界を描けるのは、 絵本のひとつの楽しみといえます。 ご紹介するのはネコとカメのおはなしです。 小学1年生から3年生まで読むことが多かったですね。 子どもたちもが、ネコとカメの動静に どきどきするのが 読んでいても伝…