2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
青い服を着たうさぎの「ピーターラビット」。 その愛らしい姿を、食器や雑貨などで、 多くの人が目にしているのではないでしょうか。 キャラクターとして知られた存在にもかかわらず、 意外にそのお話を知っている人は少ないのではないでしょうか。 それぞれ…
『まよなかのだいどころ』は『かいじゅうたちのいるところ』『まどのそとのそのまたむこう』とともにセンダックの3部作といわれる絵本です。『かいじゅうたちのいるところ』は絵本の王道的な作りであり、極限までセリフをそぎ落とし描かれています。一方『ま…
眠る前に絵本を子どもといっしょに読むのは、 昼間あわただしく過ごす大人にとっても安らぎ落ち着く時間です。 そんな時におすすめなのがこの絵本。 その不思議なしかけに大人は気づくでしょうか。 きっと子どもたちの方が先に発見するでしょう。 おやすみな…
NHK-BSの番組に 「岩合光昭の世界ネコ歩き」という番組があります。 ネコと世界の風景、暮らし、 生活の中のネコの様子、性質など。 成り行きで見ることがあって、 見ているとこれが、おもしろいのです。 ネコのしっぽだけ、目の動きだけに注目したり、 壁…
色鮮やかな絵本はながめているだけで心が浮きだちますね。 ご紹介する絵本は、とびきりカラフル!! 絵もおはなしも思いっきりデフォルメがきいています。 その突飛な場面がホントだったら、楽しい、に変わる そんな絵本です。 就学前の子どもたちから小学校…
秋は彩豊富な季節ですね。 空の色や景色もどんどん色が変わっていきます。 紅葉で色が変わっていく楓をみたり、 空の水色が空気が冷たくなってクリアになっていく、 そして、大好きなカボチャやサツマイモをほおばる、 そんな秋が大好きです。 きんいろのと…
子どもの頃、汽車を見ると必ず手を振りました。 とても親近感をもてる、大きくて力持ち、 たのもしい乗物です。 今なら新幹線でしょうか。 電車好きはいくつになってもやめられないよう。 アメリカが舞台の機関車が主人公のロングセラー絵本です。 大きな絵…
カバの大きさはいつ見ても圧倒されます。 いつも、なんて大きいんでしょ!! と。 息子が子どもだったころ、 動物園に行くことが、何度かありました。 象も大きいですが、足も長めで、目線が上にあるせいか、 カバほど、大きい!という印象を受けないのです…
子どもたちは動くものが大好き!! 自動車は最も身近な動くものです。 そんな自動車が自分で動き出して てんやわんや…さて顛末は。 ちいさなふるいじどうしゃ マリー・ホール・エッツ 作 たなべ いすず 訳 単行本: 40ページ サイズ: 26.8x21.6cm 出版社:…
この絵本は小学6年生によく読みました。 読み終えると、 シーンと不思議な緊張感が残っていたように思います。 クリスマスの本当の意味を知る意味でも読んでほしい絵本です。 神の道化師 トミー・デ・パオラ 作 ゆあさ ふみえ 訳 サイズ: 28x21.8cm 出版社…
いまは一年中みかけるりんごですが、 やはりおいしくなるのは、収穫の秋ですね。 収穫の時期、いちばんおいしくいただけるのが旬です。 そんな収穫を心待ちにりんごの世話をしながら、 四季はめぐります。 この絵本で、収穫を待つという楽しみを知ることでし…
この本は6歳の時、息子ががたいそう気に入って、 1日に2回3日続けて読んだ本です。 とにかくおもしろくて、おもしろくて仕方なかったのでしょう。 絵本ではなく幼年童話、というのでしょうか。 絵本は絵と文の割合が、ほぼ1:1ですが、 この本はその割合が…
小学校に読み聞かせに行くようになって、 保護者有志で読み聞かせの会を作りました。 集まったのは10名ほどでしたが、 小学校にきょうだいで通っている保護者は半分ほどでした。 さらに3人以上の兄弟がいるという人は数人。 大家族、大勢の兄弟は珍しいもの…
絵本には世界各国の昔話をもとに作られたおはなしがあります。 日本の昔話とは一味違う、いろんな国の物語を楽しめます。 ご紹介するのは、インドの民話をもとにした絵本です。 繰り返される ランパンパン、ランパンパン、ランパンパンパン。 のリズムが心地…
もみの木がタイトルにあることから、 12月によく読み聞かせしました。 絵柄のせいか落ち着く絵本です。 もみの木の枝がシカの角のようとは、 この絵本で知りました。 自然の中で老いていく動植物と、 それを糧に生きる人間の関係をさりげなく描いています。 …